この「180」戦略は、トレンドを再開する前に、1日だけ株価が反転する、そんな銘柄を見つけたときに用いる手法である。
私はトレンドに沿ってトレードするのを好む。したがって、トレンドの方向は強いがその進行を休めている銘柄を、私はいつも探している。
その銘柄が( 上でも下でも )トレンドを再開するとき、私はその流れに乗っていたいからである。
「180」は、これにピッタリの戦略である。この戦略では、例えば上昇トレンド銘柄の場合、ある日の終値がその日の値幅の底値圏で、翌日の終値がその日の値幅の高値圏というお膳立てを待つことになる。
【 買いルール 】( 売りはこの逆 )
1.1日目、株価はその日の値幅の25%以下で取引を終了(終値)すること。
2日目、株価はその日の値幅の75%以上で取引を終了(終値)すること。
( イメージにすると、2/12~2/13のローソク足 ↓ )
(あくまでもイメージです。。。)
2.2日目の終値は、10日移動平均線と50日移動平均線のいずれも上回っていなければならない。
3.3日目に限り、前日の高値の1/8ポイント上で買う。
4.最初の損切りは、買値の1ポイント下に置く。
この戦略も低リスクで、マーケットの全体的な流れに乗り、トレンドが再開したところでトレードするものである。
この戦略でデイトレードもするが、特に終値がポジションをたてている方向に強く引けるときは、ほとんどで翌日までポジションを持ち越すようにしている。
「相対するものが互いに補足し合えば、すべての調和が保たれる。」
老子のことばより
「 ヒットエンドラン株式売買法」
からの抜粋になります。
( 個人的意見 )
この「180」は銘柄選別の際によくチェックしているチャートパターン。
株価の早い値動きは失敗した値動きから発生することが多いため、この戦略がちょうど適合すると感じてます。
以外とよく発生するパターンなので、どれが本当の「180」かわからない時がありますが。。。とりあえず今は、全体的な値動きを判断して選別の指標として活用してます。