価格変化の自然なサイクル

どの市場でも値幅は必ず一連の小さな値幅の集まりから大きな値幅の集まりへと移行していく。これは非常に重要だ。

 

来る年も来る年も、値幅は同じ動きを繰り返す。小さな値幅が続いたあとは、大きな値幅が続き、そしてまた小さな値幅に戻る。その動きは時を刻む時計のように規則正しく正確だ。これこそが短期トレードで儲けるためのカギである。

 

見た目に分かりやすいこのサイクルは極めて強力で、私たちにとって非常に重要だ。なぜなら、投機家は価格に動きがなければお金を儲けることができないからだ。価格変動が大きいほど、大きな利益を期待できる。もし価格変動がなければ、あるいはあっても小さくトレンドが形成されなければ、投機家は行き詰まる。

 

短期トレーダーにとって、数時間、あるいは数日間にわたる価格の大きな動きが重要なのはこのためだ。価格が大きく動かなければ、期待通りの成果は得られない。この重要性を十分に理解していただけただろうか。

 

さて、ここからが面白いところだ。知識のない一般大衆を市場に引き付けるものは、価格の大きな動きだ。しかし、彼らは今の大きな動きがそのあともずっと続くと考えてしまうのだ。そうではないことはあなたには分かっているはずだ。

 

大きな動きは、たいていは小さな動きにとって代わる。あなたが目指すべきことは、大きな価格変動が起こる前にポジションを建てることである。

 

市場は昔からこの手口で人々を騙してきた。1日か2日大きく動いて活発であることを装い、大衆を引き付ける。そして、その直後に横這いや保ち合いに豹変する。

短期のトレーダーの大部分は敗者となる。それは、彼らが酔っ払った水夫の歩く方向、つまり価格がチャートブックという不毛地帯のなかをどう動くのかを理解していないため、動きの活発な市場を見つけては次から次へと渡り歩くだけだからである。

 

一方、知識を持つものは彼らと反対のゲームをする。

過去にボラティリティが高く1日の値幅が大きいことで知られているが、最近1日の値幅が縮小した市場を探す。なぜなら、値幅が縮小したあとには、値幅の大きな日がすぐそこまで来ているからだ。

 

サイドラインに下がって、値幅がだんだん小さくなって値動きがなくなるまでじっくり待つことで、チャートの熱狂に巻き込まれずに済む。自然なサイクルのその部分がほぼ終息したら、いよいよ短期トレーダーの腕の見せ所だ。

同様に、大きな値幅の日が続いたあとは、お金儲けのできない小さな値幅の日が続く。ここはぐずぐずと長居をしている場所ではない。

 

ここで皆さんにやってもらいたいことがある。

チャートの値幅の大きな日にすべて印を付けてもらいたい。次に、その印を付けた爆発的に上昇した日や下落した日よりも前の数日の値幅の大きさを測ってもらいたい。値幅の大きな日の何日か前から値幅が縮小していることが分かるはずだ。

つまり、値幅の縮小はその直後に値幅の大きな日が起こることを知らせる重大なシグナルなのである。

 

これは市場に関する偉大な発見だ。でも、値幅はどちらの向きに伸びるのだろうか、と思っている人もいるだろう。これについてはまだ教えていないので、慌てないでもらいたい。今はできるだけ多くのチャートを観察して、あなたの脳に、あなたの投機魂に、否定しがたい市場の短期における第一の真実を刻み込んでもらいたい。

 

小さな値幅は大きな値幅を引き起こし、大きな値幅は小さな値幅を引き起こすのだ。この値幅の拡大と縮小は永遠に続くのだ。

 

 

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からの抜粋になります。

 

 → ラリー·ウイリアムズの短期売買法

 

( 個人的意見 )

反省する度に読み直して、何が間違っていたのか、何を理解できていなかったのかを再確認しています。

この抜粋も赤線でマーキングしていたのにも関わらず、深く理解していなかったことに気付きました。もう少し読み進めて、トレード手法を改善していきます。