市場の構造は変わらない

swing トレードをする上で考え方の基礎として活用しているのが、ラリー·ウイリアムズの「 短期·中期·長期のスイングポイント 」というものです。

 

ラリー·ウイリアムズの短期売買法より

 

市場はある地点から別のある地点に動くとき、直線ではなくサイクルやスイング、あるいは短距離の場合は全力疾走で動く。まずはこのことを念頭に置いて、市場スイングを理解することから始めよう。

短期の高値と安値は、たったひとつの簡単なルールを使って、実質的にそのすべてを特定することができる。そのルールとは····、

 

安値が両側の安値よりも安くなっていれば、その日の安値が短期の安値になる。同様に、高値が両側の高値よりも、高くなっていれば、その日の高値が短期の高値になる。

 

とても簡単なルールだ。

市場が下降トレンドで、ある日の価格が最安値の日の高値を上回れば、それは短期の下降トレンドが終わったことを意味する。一方、市場が上昇トレンドで、ある日の価格が最高値の日の安値を下回れば、それは短期の上昇トレンドが終わったことを意味する。

短期の高値が、両側の高値よりも高くなっている地点だとすれば、これをさらに発展させて次のことが言える。

 

短期の高値のなかで、両側にそれよりも安い短期の高値がある場合、その短期の高値は中期の高値になる。

同様に、短期の安値のなかで、両側にそれよりも高い短期の安値がある場合、その短期の安値は中期の安値になる。

 

計算機もコンピューターも数式も使わずに、市場の短期トレンドや中期トレンドをとらえることができるのだ。市場のこの構造を理解すれば、「 どの市場でも真のトレンド 」を見極めることが可能になる。

正確な仕掛けポイントの話に入る前に、この概念をもう少し発展させてみよう。

中期の高値を見つけるのに短期の高値を使えるのであれば、長期の高値や安値を見つけるのに中期の高値や安値が使えるのではないかと考えるのは自然な流れだろう。

 

中期の高値のなかで、その両側にそれよりも低い中期の高値がある場合、私たちの定義に基づけば、その中期の高値は長期の高値になる。

同様に、中期の安値のなかで、その両側にそれよりも高い中期の安値がある場合、私たちの定義に基づけば、その中期の安値は長期の安値になる。

 

このように、短期のスイングを見つけることができれば、中期スイングを特定することができ、さらに長期スイングポイントも特定することができるのだ。

 

( 参考チャート ) 

・ 3/14に短期の安値が切り上がり、株価は下降失敗の下ヒゲを付ける。

 

f:id:hide0118hamatake:20190323190846g:plain

 

・3/14以降も上昇トレンドが継続する。

f:id:hide0118hamatake:20190323191004g:plain

 

個々のポイントはもちろんどれも重要で、いろいろな用途に利用できるが、この概念を真に理解すれば、最も重要なものが何なのかは自ずと分かってくる。

最も利益を生むトレード、しかも最も簡単なトレードは、市場の中期トレンドに基づくものである。

最良の買い機会を生むパターンは、その前の中期の安値よりも高い中期の安値が形成されたときであり、これは中期トレンドが上昇トレンドであることを意味する。

これが分かれば、その期間におけるトレンドが分かる。こうした2つのパターンを知るだけでも、最適なトレードが可能になる。なぜなら、中期トレンドの勢いに乗ってトレードすることができるからだ。

こうしたトレードは他のトレードよりも大きな利益機会を提供してくれる。しかし、こうしたトレードは毎日発生するわけではないため、1日に10回トレードしたい人、あるいは1週間に10回トレードしたい人にとってはじれったい。

この特殊なパターンを利用しようと思えば、トレーダーには大変な忍耐力が要求される。しかし、これは忍耐するに十分に値する。また複数の株や商品を同時にフォローできるのもこのパターンの利点だ。

あなたがやらなければならないのは、中期の高値や安値を見つけることだけである。あとはパターンに沿って最良のトレードを行えばよい。

 

 

   f:id:hide0118hamatake:20190308214720j:plain

からの抜粋になります。

 

 → ラリー·ウイリアムズの短期売買法

 

参考になれば幸いです。