1-2-3-4

トレーダーとして直面しなければならない問題の中で最も難しいのが、押しや戻りがなく、直線的にトレンドが継続していく銘柄に対して、どのレベルで新規のポジションを建てるべきか決断するときである。

友人のラリー·コナーズが考案した「 1-2-3-4 」は、特に有効な手法である。ラリーはフルタイムのトレーダーで、トレーディングに関する優れた著書 ( 魔術師リンダ·ラリーの短期売買入門 )を何冊も出版している。

コナーズがこの取引手法を開発していたとき気付いたのは、トレンドの強い銘柄はその進行を3日間だけ休止し、その後にトレンドを再開するものであった。

このトレンド休止期間を待つことで、どの銘柄の息が続いているか判断することができ、また、その株が新しいレベルに突き進む前に、そのトレンドに乗ることが可能になるのである。

 

( 買いのルール ) ~ 売りはこの逆になります。

 

1.14日間ADXが30以上の銘柄であること。

この数値は、高ければ高いほどよい。もし、ADXを使っていないのなら、RSが95以上であること。

 

2.14日間の+DIが14日間の-DIを上回っている。

 

3.マーケットが1-2-3という株価調整局面 ( 押し )を迎えるのを待つ。

この局面では、株価は3日間続けて前日の安値を更新するか、もしくは、2日間の安値更新と1日のはらみ足 ( インサイドデイ )という3日間を形成する。

 

4.そんな3日間の後の4日目に限り、3日目の高値から1/8ポイント高い位置に買い注文を置く。

 

5.買い注文が通ったら、3日目の安値付近に最初の損切りを置く。

 

6.株価が上昇するのに伴って、トレイリングストップする。

このパターンでは、株価が上昇する可能性が高いため、損切り注文に幾分余裕を持たせている。

 

( まとめ )

私が用いる手法の中で、1-2-3-4のパターンが形成されることは一番少ない。

しかし、頻度が低いという事実は、この戦略で収益を導く可能性が高いことで相殺される。

すべての直線的にトレンドが継続していく銘柄に3日間の休息日がある訳ではないが、このパターンに最も共通する休息日は3日なのである。

 

「 ヒットエンドラン株式売買法」

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からの抜粋になります。

 

( 個人的意見 )

トレードルール通りには活用してはいませんが、株価がどの時間枠でもこの3段階の調整をするということに気付かせてくれたものです。実際にルール通りにトレードするときもありますが、息の続く銘柄の値動きを追ったり、entry ポイントの見極めに活用しています。

 

参考になれば幸いです。

 

→ ジェフ・クーパーの教え

 

( 参考 )

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